彼女たちはかつて、希望の象徴だった──戦場で命を懸けて人々を守り、闇を払って世界を救った存在。しかしある日、主人公・桜羽エマが目を覚ますと、そこは絶海の孤島に建てられた巨大な監獄施設「牢屋敷」。彼女を含む13人の“魔女候補”たちが突然この場所に集められていた。
突如現れたフクロウ型の案内役“獄長”は、こう告げる。
「あなたたちは魔女の因子を持つ可能性がある。ここで共同生活を送り、疑いが晴れるまで一生この施設で過ごしてもらいます」
こうして始まった密室生活の中で、ある日ついに殺人事件が起こる。そして告げられる「魔女裁判」の開廷。13人の中に潜む"魔女(殺人者)"を暴き、処刑せねばならないデスゲームが幕を開ける…。
2025年に登場した話題のビジュアルノベル『魔法少女ノ魔女裁判』は、そんな閉鎖空間でのサバイバルと心理戦、倫理と感情の狭間で揺れる究極の選択をあなたに迫ります。
■こんな人におすすめ!
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選択肢によって物語が大きく変わるマルチエンディング型ADVを求めている人
『魔法少女ノ魔女裁判』
■ゲーム内容
プレイヤーは主人公・桜羽エマとなり、絶海の孤島で他の12人の魔女候補たちと生活を共にしながら、定期的に発生する“魔女裁判”に挑んでいきます。ゲームは主に2つのパートに分かれています。
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共同生活&探索パート:仲間たちと日常を送りつつ、施設内を探索して証拠を集めたり、他の少女たちとの信頼関係を築いたりします。
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魔女裁判パート:殺人事件の真相を推理し、証言や証拠を突きつけながら議論を進め、“魔女”を指名して処刑するかどうかを選ぶ必要があります。
判断を誤れば無実の少女が処刑され、逆に真犯人を見逃せばさらなる犠牲者が出ることも。少女たちにはそれぞれ独自の魔法能力があり、その特性が事件のトリックに絡むこともあります。
物語はマルチエンディング方式で、BAD ENDを含む30以上の結末が用意されています。
●ゲームの内容ポイント
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主人公は魔女候補として孤島に監禁される
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日常パートと裁判パートを交互に進行
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魔法と証言の矛盾を突く本格的推理要素あり
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誤った裁定でバッドエンドに直行する可能性も
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エンディングは30種以上の分岐で構成
■特徴
●1. 重厚なテーマ性と倫理的ジレンマ
本作の最大の特徴は、「正義とは何か?」という哲学的なテーマに真っ向から挑んでいる点です。プレイヤーは単なる善悪の判断ではなく、感情や信念、過去の因果などを天秤にかけて選択を迫られます。
●2. 閉鎖空間×美少女×心理戦
「牢屋敷」という極限状態の密室で共同生活を送りながら事件と向き合う、まさにサバイバル・サスペンス。仲間として信じた少女が裏切る可能性もあり、誰にも心を許せない緊張感が続きます。
●3. 魔法を絡めたトリックと推理
単なる殺人事件ではなく、少女たちが持つ“魔法”の力が事件解決の鍵となる点がユニーク。証言との矛盾点を突いていく過程は、まさに“逆転裁判”や“ダンガンロンパ”を彷彿とさせます。
●4. 美麗なビジュアルと没入感の高い演出
キャラクターデザインは可愛らしさと不穏さが絶妙にブレンドされており、ゴシックな雰囲気にマッチ。さらにボイス演技や音楽のクオリティが高く、感情の起伏を余すところなくプレイヤーに伝えてきます。
●5. 圧倒的なプレイヤー評価
「感情がジェットコースター」「信じた子が裏切る絶望感がクセになる」「とにかく没入感がすごい」といった声が多数。Steamでは非常に高い評価を得ており、ノベルゲーム好きならまず外せない1本です。
■まとめ
『魔法少女ノ魔女裁判』は、ただの美少女ゲームではありません。感情・理性・倫理のすべてを試される、“読ませる”ノベルADVです。
デスゲーム、ミステリ、魔法、心理戦…あらゆる要素が高いレベルで融合された作品。
自分の「正義」で少女を処刑できますか? その手で未来を選び取れ。
ほな、また。
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